打率について解説していきます。
野球初心者、覚えたての方向けになっています。
- 打率の出し方
打率は 安打÷打数 で求められます。
「打数」とは打席に立った回数ではなく、打席に立った中で四死球、犠打、犠飛になった数を除きます。
フォアボールや送りバント以外で、そのバッターが打った時にヒットになる割合のことですね。
ヒットとは単打だけでなく二塁打やホームランも含みます。
- 高い方がいいのか、低い方がいいのか
野球の統計はややこしく、低い方がいいもの(ex.防御率)もありますが、打率は高い方が優秀です。
バッターが打った結果のうち、アウトになるよりもヒットになる回数が多い方が優秀ということです。
- 表記の仕方
.250や.334など、はじめの「0」を省略して小数点から始まる表記方法がとられます。
時々ランキングで打率が並んでいる時などは.3012など小数点第4位まで表記されますが、基本的には四捨五入され、小数点第3位までが用いられます。
なお打率が10割の時だけ特別に1.000と表記されます。
- どのくらい高いと優秀なの?
これについてはFullcountという野球専門のメディアが興味深い特集を出しています。
記事を読んでみると平均打率は.260程度、優秀と認められるのは今も昔も3割(.300)というのがひとつの基準のようです。
規定打席に到達しての4割打者というのはNPBでは出ていませんが(あのイチローでも到達していません!)、昨年日本ハムの近藤健介選手が231打席167打数69安打・打率.413という数字を残しました。
2017年はセ・リーグはDeNAの宮崎選手が.323、パ・リーグでは西武の秋山選手が.322がリーグトップでしたので、いかに近藤選手の数字が並外れているかわかっていただけると思います。
残念ながらシーズン途中で怪我のため離脱してしまいましたが、離脱がなかったらどうなっていたのか、今年はどれくらい打つのか気になるところです。
- 規定打席
打率には「この打席数以上バッターボックスに立たなければ記録しないよ」という規定打席があります。
所属している球団の試合数 × 3.1
が計算式です。(小数点以下は四捨五入)
極端な話、シーズンで1回代打で打席に立ち、たまたまヒットを放っただけの選手が1.000でシーズンを終えた場合に首位打者になるのはおかしい、ということです。
ある程度まとまった回数打席に立った選手の中で、打率の高い人を首位打者に選びましょうというのが、規定打席というルールの趣旨です。
なお3.1というなんとも微妙な数字は、根拠がよくわかっていないそうです。
- 打率という指標の特徴
打率という指標の欠点は、単打もホームランも一概に「ヒット」でまとめてしまうことでしょう。
たとえば昨年のパ・リーグのホームラン王であるソフトバンクのデスパイネ選手の打率は.262と平均的な打率で、決して高くありませんでした。
つまり打率では長打を正当に評価できないわけです。
さらに、ランナーがいる状況かランナーがいない状況かを分けていないため、チャンスに強いのか・チームの得点にどれだけの貢献があるかは不透明でしょう。
昨年ソフトバンクの柳田選手は得点圏打率.379(打率.310)をマークしました。
得点圏とはランナーが2塁または3塁にいる状況のことを指します。
つまり柳田選手は得点圏で打席に立った方がヒットを打つ確率が高い選手ということがいえますが、これも打率からだけでは判断することができません。
このように打率は打者を総合的に評価できる指標ではありません。
しかし「バットで捉えた時のヒットを打つ確率」として依然重要な指標とみなされています。
プロ野球選手では現在も「3割を打ちたい」と打率を目標にする選手が少なくありません。
なぜこれほどまでに打率が野球人を惹きつけるのか、その魅力にこれからも迫っていきたいと思います。
いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうざいます。面白いと思った方、ぜひぜひSNSの投稿や「面白かった」にチェックお願い致します^∀^

0 件のコメント:
コメントを投稿