セイバーメトリクスの中でも代表的なOPSをみてみたいと思います。
僕自身はオーピーエスって読んでたんですが、オプスとも読むみたいですね。
OPSについてはWikipedia見るとずらずらと色んなことが書かれていて、所詮一ブロガーである自分が書くことに意味あんのかなって思わなくもないのですが、やってみましょう。
- OPSの計算式
OPSはすごく簡単なんです。
長打率と出塁率を足すだけです。
OPS = 長打率 + 出塁率
こんな単純な式なんです。
なお長打率と出塁率は分母が違うのですが、そこを気にせずに足し算します。
(初めてOPSを知った時は分母が異なってるのが気持ち悪くて抵抗感があったのですが、慣れると「そういうもんか」と受け入れられます)
また両方を足すと1.0を超えることがありますが、その場合には1.000などと表記し、超えない場合は打率と同様に.903のように表記します。
- OPSの特徴
OPSのすごいところは、こんな単純であるにも関わらず得点との相関が非常に強いことです。
「OPS 得点 相関」などで検索していただけるとわかると実際に検証しているサイトをいくつも発見できますが、どこのサイトでも相関係数が0.9は確実に超えています。
相関係数というのは相関の強さを表す数字で、-1から1の間の数値をとります。
1に近ければ正の相関が強く、-1に近ければ負の相関が強いことになります。
相関係数が0.9以上ということは、OPSが高くなると得点力も高くなる傾向があることがうかがえます。
もちろん打率、長打率、出塁率も正の相関は出ます。
そりゃ打つ確率が高い方が得点は入りやすいですからね。
OPSはその中でも特に相関係数が大きいということで重視されているのです。
- セパの2017年OPSランキング
セ・リーグ パ・リーグ
鈴木誠也(広) .936 柳田悠岐(ソ) 1.016
筒香嘉智(横) .909 秋山翔吾(西) .933
丸佳浩(広) .903 茂木栄五郎(楽) .862
マギー(巨) .897 T-岡田(オ) .862
ゲレーロ(中) .896 デスパイネ(ソ) .859
バレンティン(ヤ) .864 ペゲーロ(楽) .846
ロペス(横) .863 ウィーラー(楽) .835
宮崎敏郎(横) .856 浅村栄斗(西) .799
糸井嘉男(阪) .829 西川遥輝(日) .794
福留孝介(阪) .818 松田宣浩(ソ) .777
データ引用元は
・http://baseballdata.jp/cOPS.html
・http://baseballdata.jp/pOPS.html
です。いつもお世話になります。
上位10人に昨年の上位チームの広島、阪神、DeNA、ソフトバンク、西武、楽天が多いですね。
特にソフトバンクは3人もランクインしているうえに柳田が一人おかしい数値をマーク。
そりゃ強いわけです。
- OPSはスラッガーに有利?
そしてこれはOPSの特徴なのですが、一般に出塁率よりも長打率の方が数字が大きいこともあって長打を打つ打者が多くランクインしています。
出塁率の高い打者が長打率も高いとは限りません(四死球は長打率に加味されない)が、長打を打てる打者は出塁率も高くなるため、結局のところOPSは中長距離の打者に有利な指標です。
RCのように盗塁や犠打など野手のプレーを総合的に評価している指標もありますが、OPSではそこまで考慮されていないことも理由のひとつでしょう。
- まとめ
OPSは長打率+出塁率。
単純な指標だが、得点との相関がとても強い。
OPSは長打を打てる打者に有利になる。
OPSをまとめていて、僕自身少しずつセイバーメトリクスが何故発展させられてきたかの一端が見えてきたように思います。
セイバーの根底にあるのは「従来の打率等の統計で、本当に強いチームが作れているのか」という疑問なのではないか。
得点との相関、失点を多く防いでいる選手は誰なのか。
当たり前のことを言うようですが、野球は得点を伸ばし失点を防ぐことで勝利に近付いていきます。
セイバーメトリクスは選手を評価する「真の指標を創る」という理想が背景にあるのではないかとと思いました。
最後までお読みいただきありがとうざいます。

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